ジビエ料理を作ろう!(シカ肉のすき焼き篇)パート2
スキレットを十分に熱してから牛脂を溶かす。
反則な気もするが旨味を少し足す。
そしてシカ肉を焼いていく。
じゅうじゅうという音が耳においしい。
そして長ネギを投下。
これは地元の農家さんが作ったブランドネギ「松本一本ネギ」というもの。
Jのような曲がった形と火を通すととても甘くなることが特徴のネギだ。
今回はそれの規格外品をおすそ分けしていただいた。
ありがとうございます。
ネギと肉の表面が焼けたらすき焼きのたれを注ぎその他の具材を入れてしばし煮込む。
くつくつと揺れる食材が目においしい。
数分後。すべての食材が煮えたようである。
美味しそう。 pic.twitter.com/6zLyVIOEfZ
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@lRABPW9QIptv5cl) November 17, 2019
卵を割り、白身と黄身を溶いていく。
少し白身が残るくらいが個人的に好み。
やはり一口目はシカ肉から。
ウマァァァァアアアアアアアアイ!!!!!!!!!!!
イヤーおいしい!すばらしい!
牛脂で焼いたことでコクが出ておりさらに甘辛いタレでジビエのアクのようなものが完全に気にならない。
いやーおいしい。
次にネギ。
あぁ…甘い…とろとろだ…
なんておいしいんだ…
そしてふっと。
ここで最も重要なモノを忘れていることに気が付いた。
そう。冷蔵庫で冷やしておいたビール(発泡酒)の存在である。
私はその事実に気付いた瞬間。
さながら山を駆けるシカのような跳躍で冷蔵庫までの数mを往復し再びすき焼きの前へ。
危ないところだった。
飲まなければ数日間は立ち直れなかったことであろう。
よくやった自分。偉い!
シカ肉を摘み丁寧に卵に絡め口の中へ。
口の中に肉を食っている実感とともに旨味があふれる。
そこにすかさずビールを流し込む。
生きてて良かったっす。 pic.twitter.com/GpJi8pVD78
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@lRABPW9QIptv5cl) November 17, 2019
そう、ここが天国である。
あとは食材とビールを交互に飲み込む作業である。
すき焼きを6割ほど食べたところでビール(500ml)が終わる。
ここからはコメにバトンタッチ。
卵液をスキレットの中におもむろに入れ、火を強める。
そして卵に火が通ったら炊き立ての新潟県産白米(職場の同僚からおすそ分けしてもらった。ありがとうございます。)の上に載せる。
シカすき丼をかき込む。
脳内麻薬が分泌されていることを感じながら完食。
これでまた一週間戦えそうだ。
(ジビエ料理を作ろう! シカ肉のすき焼き篇 終)