信州ぐだぐだハンティング

信州生まれ信州育ち6年間不登校だった社会人一年目のひよっこハンターが、ネットや雑誌や人から聞きかじった情報をもとにアウトドア遊びをした活動日記。

レミントン870改修計画 ホーグ社製ストックに換装

最初に買った散弾銃であるレミントン870。

このレミントン870を1年間使ってみて感じたことがある。

銃が長い!

 

クレー射撃のスキートで挙銃動作をすると一回前に突き出してから方に当てるようにしないと引っかかってしまっていた。また実猟で山に持っていくときも取り回しに難があった。

 

そこで870の全長を短くしていく改修計画を立てた。

まずはとっさに銃を構えた時に引っかかるストックを短くすることにした。

純正のストックは370mmあるらしく、身長166センチという小柄な私にとってはいささか長く、これよりも短いストックにする必要があった。

ストックを短くする方法は2種類ある。

 

①ストックを切って短く加工する

②短いストックに交換する

 

①は木製ストックで一般的な方法だが、一度切ってしまうと戻すことができない。

②はシンセティックストックで一般的な方法だが、長さが決まっており、また欲しいタイプのストックが日本国内で流通しているとは限らない。

私はシンセティックストックなので新しいストックに交換することにした。



 

まず真っ先に思い付いたのがマグプル社製のストック。

チークピースやスペーサーを取り付けることによって頬のあたるの高さやストックの長さを変えられる優れもので、最近これを取り付けている870ユーザーは多い。

 

store.shopping.yahoo.co.jp

一度私もエアソフトガンでこれを取り付けているものを持たせてもらったことがあるが、どうにもしっくりこなかった。また見た目もいまいち好みに合わない。

 

そこで別のストックを探すことに。

そうするとホーグ社のLOPモデルというストックがあることを知った。

普通のストックを切り詰めたような形でグリップにはラバーコーティングされている。

なんでもこの会社はスミスアンドウェッソン社の拳銃用グリップを作っていたりするメーカーらしい。

早速購入して取り付けてみる

 これに交換したら約5センチ短くなった。

 

めちゃくちゃ構えやすい!!!!!!!!!
銃のバランスが変わったおかげですっと気持ちのいいところに肩当ができるようになった。

 

スキート射撃が楽しみだ!!

狩猟者登録が完了しました!!

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時は9月の終わりの週末。

私は地区の公民館に訪れていた。

 

狩猟者登録をするためである。

狩猟は狩猟免許を取得しただけではできず、狩猟をしたい都道府県に狩猟者登録をして、狩猟者登録証という証明書を発行してもらわなければならない。

 

私の所属する猟友会支部では、支部で全員の登録を一括して県に申請するため、こうして公民館などを借りて支部員たちが集まって申請書類の取りまとめを行うのである。


申請の詳細は県や環境省のHP、他の皆さまのブログ等に細かくあるので割愛。

 

そして2週間ほどたち、師匠から連絡がきた。

「狩猟者登録証と関係書類、それにバッジが届いたから渡すね~」
とのこと。

 

夕刻、師匠と待ち合わせ場所のスタバへ。

 

コーヒーを受け取り(おごってもらった)席に移動する。

 

早速関係書類を受け取り師匠と一緒に内容を確認する。

 

入っていたものは

・狩猟者登録証2枚(わな・第一種銃猟)

・猟用火薬類無許可譲受表

・捕獲報告書(長野県のみ)

・ハンターマップ

・狩猟者バッジ

大日本猟友会構成員カード

・広報誌

・チラシ類

 

である。

狩猟を行う際には狩猟者登録証の携帯と提示を求められたら見せることが義務付けられているので、忘れたり落としたり無くさないように気を付ける必要がある。
またバッジを見える場所に取り付けることも決められているので、忘れずに帽子やベストに取りつけておくように言われた。

 

 その後はお互いの狩猟観や鉄砲についてなど少しお話しして解散。

 

 

そして家に帰って狩猟者登録証をジップロックに入れて猟に使うバッグの中へ入れつつ、今年も猟期が始まるという実感を噛みしめた。

 

狩猟者登録が完了しました!! おわり

長野県ハンター養成学校に合格しました!!

バンザイをしている学生たちのイラスト

 

 

 

 

時は8月某日、その日もツイッターで暇つぶしもとい情報収集にいそしんでいた。

そんな時フォロワーさんたちが「長野県で新人ハンター向けの講座があるらしい」

とツイートしていた。

私は早速県のHPをチェックする。

 

そうすると林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室のページに

「令和2年度ハンター養成学校の受講生を募集します。」との見出しが。

 

なんでも長野県が毎年企画しているもので、新規狩猟者向けの知識や技術を講師の先輩ハンターの皆さんから座学と実地研修を通じて学べるという。

 

なんて楽しそうな企画なんだろう!!

 

そう思った私は応募要項を確認した。

 

ふむ、「今年度内に狩猟免許取得予定者および狩猟免許取得後2年以内の者」か・・・

 

ちょっとまて・・・?

たしか私は第1種銃猟免許は昨年取得で1年以内なので当てはまるが、わな免許は大学のうちに取得して一回更新しているから4年が過ぎている。

応募要項から外れてしまう?

 

不安になったので担当の方にメールで確認。

数日後『銃の方が1年以内だからオッケーです』(意訳)といった内容の返信が。

 

雀躍したのは言うまでもない。

 

ここで今回の応募要項について思ったのは「免許取得後2年以内」ではなく、「狩猟者登録をした回数が2回以内」のほうが良いのでは、ということである。

 

私もわな免許を取得してから一度も登録をしていなかったペーパーハンターであった。

それは、猟友会に入る為のきっかけや、わなの技術に関する知識を学べる場所が少なかったためである。

こういった人は数多くいると思われる。その証拠に、狩猟免許取得者と実際に狩猟者登録を受けた人数の数字のずれを見れば明らかである。

来年度はそういった人も参加できるような配慮が欲しいと思う。

 

さて、話を戻そう。

 

応募資格があるということで早速応募フォームから入校申し込みをする。

ここでは受講理由や受講後の将来像などのいくつかテーマに沿って各200文字程度のレポートを書いて申し込みをする。

つらつらと気持ちを書いていたら規定文字数になっていたので提出。

 

そして一日千秋の思いで待つこと数週間。

格通知のメールが来たときには思わず職場でガッツポーズをしてしまった。

 

 

というわけで、これからハンター養成学校受講の様子などを当ブログとツイッターにてお知らせしていくのでよろしくおねがいします!!!!

レッドドットホログラフィックサイトを購入しました。

7月某日。

私は映画観賞に興じていた。

映画は「ネイビーシールズ」(2012年公開原題はAct of Valor

ストーリーは

コスタリカの麻薬組織で拷問を受けているCIA職員を助けるため米海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員たちはアジトに乗り込み無事救出する。

CIA職員が拷問を受けながらも守った携帯電話には大物麻薬ディーラーの情報が。

早速その情報をもとに麻薬ディーラーをとらえるためにプライベートクルーザーを急襲。

そこで麻薬ディーラーは金属探知機に引っかからないセラミック弾が入った自爆ベストをイスラム過激派組織に売ったと自白する。

イスラム過激派はアメリカの複数の大都市で同時自爆テロを計画していることが判明する。

地下通路を使いメキシコから密入国するという情報を手に入れた隊員たちは卑劣なテロを止めるべくメキシコに向かう。果たして隊員たちの運命は・・・』

 

 

といった感じ。

分かりやすいストーリーと派手なアクションで実に面白いお気に入りの作品である。

本作で出てくる米海軍特殊部隊員はすべて現役の実際の部隊員たちであり、射撃シーンはすべて実弾を使っているという。

クレジットでも本名は機密保護のため公開されていない。

なんでも当初はアクション俳優を起用する予定だったらしいのだが「俳優に演技指導頼まれたけど時間かかるしめんどくさいし俺たちがやった方がはやくね?ちょうど演習にもなるし。」ということで実際の隊員たちが出演することになったらしい。

 

話が逸れた。

 

その映画の中で出てくる隊員たちの銃は大体光学機器が載っている。

 

倍率は無く赤い点が空中に浮いて見えるモノのようである。

なんでも近距離でとっさに照準がつけやすくなるらしい。

 

・・・・・・・クレーで使ってみたい・・・・

 好奇心が沸き起こる。

 

 しかし以前師匠が話した言葉を思い出す。

 

「オラは自動銃にドットサイトをつけているけど、見えすぎちゃってクレーはダメだだよ」

 

見えすぎるということはどういうことか。全くイメージが湧かない。

 

とりあえず見てくれがかっこいいのと、師匠の言う「見えすぎる」という現象を調べるため購入を決意。

 

早速検索してみる。

電池を使うタイプと集光チューブで太陽の光を使う2種類があった。

 

また取り付けには原則ウィーバーマウントもしくはピカティニーレールというアクセサリー取り付け用のレールを銃に取り付ける必要があるらしい。

 

もう少し簡単なものが無いか探していると

銃身に直接取り付けるだけ、電池不要の集光式ドットサイトがあった。

 

お値段も電池式と桁が一個少ない。

 

お試し感覚で早速注文してみた

 

そして届いたモノがコチラ。

 

 

早速銃に取り付けてみる 

 

左右に2本ずつ、レンズの前に1本ある6角レンチイモネジを使って取り付けと照準の微調整をするようである。

 

とりあえずイモネジの回転数が左右とも同じになるように取り付けてみる。

 

うーむ・・・

 

左右はまだしも上下がうまく決まっているかわからない。

一般的に、光学機器を乗せる場合は、銃を水平に固定する台座と規定トルクで締め付けられるトルクスレンチ、また射撃場の的を撃って銃身とまっすぐになるように合わせる。

しかしそういった道具も無く、近所に散弾を使って固定的を撃てる射撃場がないため非常にむつかしい。

 

またM400はモデチョーク・フルチョーク固定のためスラッグ弾を使用して確認することもできない。

 

何かいい方法は無いかとインターネットで検索してみる。

すると『銃身だけを固定して薬室側から銃身内をのぞいてまっすぐかどうか確認できる』との記載を見つけた。

 

確かに銃身の穴から見える景色=弾の飛んでいく方向なのでそこの中心に赤い点が来るように調整すれば理論上中心というわけだ。

 

早速薬室側からのぞき込む。

微妙に左下にずれていたので微調整。

 

とりあえず取り付けはできた。

 

後日クレーを撃ってみてその効果を調べてみることにして、金属部分にサビ止めに油を塗り直してガンロッカーに戻した。

散弾銃紹介:ウィンチェスターM400

銃を持った猟師のイラスト

 

 

今回紹介するのは先日許可がおりたウィンチェスターM400。

 

銃の全長は44インチ(約112センチ)

銃身長は28インチ(約71センチ)

 

固定チョーク(モデ・フル)の狩猟用上下二連式散弾銃である。

 この銃は狩猟よりもクレー射撃をメイン使っていこうとおもっている。

 

名前こそアメリカのウィンチェスター社となっているが、かつて日本国内にあったニッコーという会社がOEM生産してウィンチェスターブランドとして販売していたものらしい。

 

当初銃砲店で紹介されたときはウィンチェスター社のネームブランドも魅力の一つだったのでまんまと術中にはまったわけである。

その後インターネットで検索するも情報がほとんど出てこず、プキウィキの晃電社の項目に「the 400 is a japanese built winchester made at the kodensha plant in the early 80s its built on a winchester 101 action so quality and fantastic handling come as standard! this particular model A Bass Pro Exclusive!」との記載がある程度・・・

 

ざっくりと翻訳すると「ウィンチェスターM400は、80年代前半に同社のM101をもとに日本の晃電社によって作られた超扱いやすいモデルである。」みたいな感じ。

 

外観はこんな感じ

 

 

銃は構えた時にスッと体になじむので非常に扱いやすい。

引鉄は一回引いてまた引くとすぐに2発目が撃てるので素早い射撃が可能になる。

 

また銃身長28インチという長さを感じさせない取り回しの良さと軽さである。

 

そして面白いのは、安全装置を右にずらして発射可能状態にすると下銃身から発射され、左にずらしてから発射可能状態にすると上から発射するように切り替えられる機能が付いていること。

 

これはカモ撃ちの際に獲物のポジションから逃げる方向を予測して手前から遠くにい下そうな場合はモデ→フルの発射順番、遠くから向かって来そうな場合はフル→モデの順番で発射できるように事前に切り替えられるようにしているらしい。

こういうちょっとしたギミックが少年心を刺激するのである。

 

そしてモデとフルチョークの場合はスキート射撃よりトラップ射撃に向いているらしいので初めての射撃ではスキート射撃とトラップにも挑戦してみた。

 

スキートは以前紹介したように左右に飛ぶクレーを撃つが、トラップは足元から自分の正面方向にどんどん離れていくクレーを撃つ競技である。

 

 

 

なかなかに扱いやすい!

 

ただ一番最初にスキート射撃をした際に、今まで使っていたM870は一発撃つごとに先台を引いて廃きょうと次弾装てんをするのでついクセで引こうとしてしまいつっかかってしまったりした。

 

 

まだこの個体の癖も把握できていないので慣れるまでは練習あるのみである。

 

 


散弾銃紹介:ウィンチェスターM400 終)

新しい散弾銃たちとの出会いパート2

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Aさんにああ言われたが、さてどういう銃にしようか考えた。

 

 

最初に買った空気銃のストリームライン2、レミントンM870、サベージ220F、があれば狩猟に関しては鳥撃ち、大物猟とどちらもできてしまう。

 

それならばいっそのことクレー射撃用の銃を買ってしまってはどうか。

 

ただ新品はお財布には厳しいしあくまで趣味の範囲で楽しむので中古でお財布にやさしいもので・・・

 

 

散弾銃の種類はレピーター式、ボルト式、上下二連式、水平二連式、自動式が主である。

 

M870はレピーター式なので一発撃つたびに先台を動かして廃きょうと装てんを行うので若干クレー射撃では遅れが出る。

220Fは使う弾の関係上クレー射撃はほぼ不可能である。

 

そして同じ作動方式の銃よりはまだ持っていない種類の上下二連、水平二連、自動式のどれかから選んでみる。

 

今回の銃はクレー射撃専用にするので、クレー射撃では一番ポピュラーな上下二連式を購入することにした。

 

とりあえず良くお世話になっている某銃砲店へ。

実銃の他におもちゃのエアソフトガンも扱う面白いお店である。

 

とりあえずショーケースに並ぶ上下二連銃を見つめながら店員さんにどれがいいか聞いてみる。

 

店員さん「クレー射撃用の上下二連は競技によってストックの形状が変わるよ。特にストックの長さが重要になるよ。」とのこと。

私は166センチと小柄なので、短いストックがいいとのこと。ちょうど良さそうな店内にある3丁を見繕って持ってきてくれた。

 

最初に見せてもらったものはSKB社製スキート固定チョークのもの。

傷は少ないが、先台から銃身にかけてのラインや全体のバランスがいまいちでM870をはじめて見た時のような“ときめき”が感じられない。

 

2丁目はブローニング社製トラップ用固定チョーク。こちらも同じくなにか間延びした印象を受ける見た目。プルレングスも若干長い。

 

微妙である。

 

そして最後の一丁を見てみる。少し濃い赤色をした先台と銃床、刻印には「WINCHETER」とある。ウィンチェスターと言えば西部劇やターミネーター2シュワちゃんがバイクに乗りながらクルクルしていた銃を作ったメーカーである。詳しく聞くと日本のニッコーというメーカーがOEM生産していたモデルらしい。確かにバットプレートには「NIKKO」の文字が。

 

店員さんがその銃の銃身長や特徴などを説明してくれる。

店員さん「前のオーナーさんは結構適当に扱っていたようで山傷や錆が出始めちゃってるね。狩猟用チョークということでモデチョークとフルチョークになるよ。安全装置で最初の一発が上から出るか下から出るか切り替えられるよ。」とのこと。

 

確かに少し傷が目に付くがそんなものはどうでもいい。

その最中に私はさっきの2丁には感じなかった“ときめき”を強く感じていた。

 

 

・・・・・・・・

 

数分後、私は夢見心地で申請に必要な書類を手にしつつ店を後にしていた。 

 

(新しい散弾銃たちとの出会いパート2 終)

新しい散弾銃たちとの出会いパート1

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世間はコロナ騒動で大変混乱の様相。かくいう私も、コロナの影響で予定していた事業等の中止中止で年間計画が大幅に狂ってしまった。おかげでブログ更新も一時休止状態に。

 

そんな時、首相が国民一人に10万円を給付するというではないか。なんでも落ち込んだ経済を刺激することが目的らしい。

 

・・・・・乗るしかない。このビッグウェーブ

 

というわけで給付される10万円で以前から欲しかったボルト式散弾銃を購入することにした。

 

日本国内でボルト式散弾銃というと候補が絞られる。

ミロク社製MSS20

ミロク社製A-BOLT

TAR-HUNT社製RSG20

SAVAGE社製SAVAGE200シリーズ

といったところであろうか。

 

なにかいい情報がないかと仕事の合間にツイッター

するとフォロワーさんが「サベージ220Fを10万円で売ります!」とのツイート。

すぐに飛びついたのは言うまでもない。

 詳しい取引内容などをまとめ無事に商談成立。

給付金も振り込まれぬまま、欲しいと思い立ってから1週間と経たずに新しい散弾銃が決定したのである。

 

さて、サベージ220Fの購入を決意した数日後、射撃仲間に自慢しようとクレー射撃場に赴いた。

 

射撃仲間Aさん「もう一丁はどうするの?」

 

自慢しようと勉強してきた情報を鼻高々にしゃべっている時に突然言われた一言である。

 

Aさん曰く「鉄砲は2丁同時に申請すると2丁目は申請料がお得になるでしょ?だからせっかくの機会だしもう一丁買ってみるのはどう?」

とのこと。

 

確かに同じ手間を今後できるかどうかわからない。

申請にかかる諸経費も合計で1万円近く違う。首相も経済を回すように言っていた。

これはもう買うしかない。

とても気味の悪い爽やかな笑みを浮かべる射撃仲間Aさんと別れ家に帰った。

 

 

 

 


(新しい散弾銃たちとの出会いパート2へ続く)