レッドドットホログラフィックサイトを購入しました。
7月某日。
私は映画観賞に興じていた。
映画は「ネイビーシールズ」(2012年公開原題はAct of Valor)
ストーリーは
『コスタリカの麻薬組織で拷問を受けているCIA職員を助けるため米海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員たちはアジトに乗り込み無事救出する。
CIA職員が拷問を受けながらも守った携帯電話には大物麻薬ディーラーの情報が。
早速その情報をもとに麻薬ディーラーをとらえるためにプライベートクルーザーを急襲。
そこで麻薬ディーラーは金属探知機に引っかからないセラミック弾が入った自爆ベストをイスラム過激派組織に売ったと自白する。
イスラム過激派はアメリカの複数の大都市で同時自爆テロを計画していることが判明する。
地下通路を使いメキシコから密入国するという情報を手に入れた隊員たちは卑劣なテロを止めるべくメキシコに向かう。果たして隊員たちの運命は・・・』
といった感じ。
分かりやすいストーリーと派手なアクションで実に面白いお気に入りの作品である。
本作で出てくる米海軍特殊部隊員はすべて現役の実際の部隊員たちであり、射撃シーンはすべて実弾を使っているという。
クレジットでも本名は機密保護のため公開されていない。
なんでも当初はアクション俳優を起用する予定だったらしいのだが「俳優に演技指導頼まれたけど時間かかるしめんどくさいし俺たちがやった方がはやくね?ちょうど演習にもなるし。」ということで実際の隊員たちが出演することになったらしい。
話が逸れた。
その映画の中で出てくる隊員たちの銃は大体光学機器が載っている。
倍率は無く赤い点が空中に浮いて見えるモノのようである。
なんでも近距離でとっさに照準がつけやすくなるらしい。
・・・・・・・クレーで使ってみたい・・・・
好奇心が沸き起こる。
しかし以前師匠が話した言葉を思い出す。
「オラは自動銃にドットサイトをつけているけど、見えすぎちゃってクレーはダメだだよ」
見えすぎるということはどういうことか。全くイメージが湧かない。
とりあえず見てくれがかっこいいのと、師匠の言う「見えすぎる」という現象を調べるため購入を決意。
早速検索してみる。
電池を使うタイプと集光チューブで太陽の光を使う2種類があった。
また取り付けには原則ウィーバーマウントもしくはピカティニーレールというアクセサリー取り付け用のレールを銃に取り付ける必要があるらしい。
もう少し簡単なものが無いか探していると
銃身に直接取り付けるだけ、電池不要の集光式ドットサイトがあった。
お値段も電池式と桁が一個少ない。
お試し感覚で早速注文してみた
そして届いたモノがコチラ。
電池要らずで光るドットサイトを買ってみました!!!!!!!!
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@gudagudabrog) August 17, 2020
想像より大きい!!!!!!!
「クレーは光学機器を載せると当たらないよー。オラだってドクターサイトでクレーやると見えすぎちゃって当たらんもん。」と師匠はおっしゃるが、やってみたいものはやってみたいのです!!
見た目重視!!!! pic.twitter.com/bFUPBvMHHI
早速銃に取り付けてみる
左右に2本ずつ、レンズの前に1本ある6角レンチイモネジを使って取り付けと照準の微調整をするようである。
とりあえずイモネジの回転数が左右とも同じになるように取り付けてみる。
うーむ・・・
左右はまだしも上下がうまく決まっているかわからない。
一般的に、光学機器を乗せる場合は、銃を水平に固定する台座と規定トルクで締め付けられるトルクスレンチ、また射撃場の的を撃って銃身とまっすぐになるように合わせる。
しかしそういった道具も無く、近所に散弾を使って固定的を撃てる射撃場がないため非常にむつかしい。
またM400はモデチョーク・フルチョーク固定のためスラッグ弾を使用して確認することもできない。
何かいい方法は無いかとインターネットで検索してみる。
すると『銃身だけを固定して薬室側から銃身内をのぞいてまっすぐかどうか確認できる』との記載を見つけた。
確かに銃身の穴から見える景色=弾の飛んでいく方向なのでそこの中心に赤い点が来るように調整すれば理論上中心というわけだ。
早速薬室側からのぞき込む。
微妙に左下にずれていたので微調整。
とりあえず取り付けはできた。
後日クレーを撃ってみてその効果を調べてみることにして、金属部分にサビ止めに油を塗り直してガンロッカーに戻した。