トレジャーハントについて。
私は空気銃で鳥撃ちをしている。
ターゲットは冬の間渡ってくるカモや寒さに備えてまるまると肥えたハトやヒヨドリ、キジなどであるのでもっぱらフィールドは郊外の池や河川敷になる。
また魚釣りも好きで暖かくなったらよく河川敷に行っている。
こうして年がら年中河川敷などで遊んでいると、結構目に付くものがある。
ゴミである。
ほとんどはペットボトルや空き缶のようなゴミである。(目についたら数個ずつでも持ち帰るようにしている。)
しかしたまに興味をそそられるモノが落ちていたりして、それを見つけることを私は「トレジャーハント」と称している。
獲物が全く見当たらず探したり、外してしまって気分転換に歩いていると意外と見つかるのである。
そんな私が出会ったトレジャーたちをここで少し紹介したいと思う。
1、散弾銃の空薬きょう
新しい猟場に古い薬莢が落ちてました。
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@gudagudabrog) December 21, 2019
流れてきたのか? pic.twitter.com/BjHW9YACKi
コレ新しいな~と拾いに行ったらオオバンとカルガモとんだ!!!!!
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@gudagudabrog) December 30, 2019
ここたまる場所なのか!!! pic.twitter.com/TZYXBBSi0F
やはり同じハンターとして目につくことが多い。
これがあるとココが獲物が溜まりやすい好ポイントということである。
いろいろなメーカーや年代のものがあり、ごくまれに20年以上前に製造が終了しているものが落ちていたりしていて何か先輩たちからのメッセージのようなものを感じる。(個人的にできるだけ空薬きょうは持ち帰るべきだと思う。)
2、バイク、車、自転車等
まれによくある(ネットスラング)。
大雨のあとにあったりする。
この写真は洪水後の河川敷耕作地を流れる用水路。
ナンバーが付いておらずボロボロで、恐らく廃車後に畑の物置として利用されたものだと推測される。
犯罪性は低いだろうが、もしかしたら盗難車とかもあるのかもしれない。
3、リコーダー
リコーダー…? pic.twitter.com/vWBQgFkxFg
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@gudagudabrog) December 22, 2019
リコーダーという名称については古英語のto recordに小鳥のように歌うという意味がありこれを語源とする説が有力であるが、名称の由来について確かなことはわかっていない。ただバロック時代には小鳥に歌を教えるための「バードフラジョレット」と呼ばれる小型の管楽器が考案されていることから関連があるといわれている。
(wikipedia リコーダーの概要より)
つい先日見つけたレア物。
最初は農業資材の端っこか何かと思って近づいたらこれだった。
さすがに吹く勇気はなかったので、そっと河川敷に立てておいた。
4、えっちなDVD、本
これは!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/87dvMBQPYp
— 五更アヤネ(ハンティング用) (@gudagudabrog) November 22, 2019
The Treasure of treasures.
橋の下や道路わきの草むらなどにビニール袋にまとまって入って捨てられていることが多い。
昭和の時代から脈々と受け継がれてきた古き良き伝統文化であり、これこそトレジャーハントの醍醐味と言えよう。
おそらく読者の皆さんもこの神秘の秘宝を探すために、河川敷や公園、廃屋等ありそうな場所を探して回った経験があるのではないだろうか。
いやきっとあるだろう。あるに違いない。
私はやった。
しかしこれは自然発生的に出るものではなく、足長おじさん不届き者が捨てているのである。
ゴミの日に分別して出さず、あえてトレジャーハンターたちの目につくように置いてあるため、見つけてもらうことを狙っていると思われる。
おそらく不届き者の彼もまた、かつて少年時代にトレジャーハンターだったに違いない。
ハンティングだけでなく、こういった遊びでも非日常を味わうことで日々のリフレッシュになる。
もし、あなたがこういったトレジャーハントをしに外に出かけて、もしキジやハトが目について獲ってみたいと思ったなら。
ぜひ狩猟免許の取得をおすすめしたい。
(トレジャーハントについて 終)